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IT系女子ログ

3年目 Webデザイナーが、最近気になるアレコレ

イライラすることが減って、少し心が軽くなった話

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仕事でイライラすることって、しょうがないことだと思っていました。

仕事なんだから、苦手なことやしたくないこともしなければいけないし、うまの合わない人が先輩だったり上司だったりクライアントだったりします。

しかし、些細なことでイライラしてしまう人と一緒に仕事したくないですよね。私自身、一緒に仕事したくない人間になっていました。

 

「制作時間が長くかかったのは、手が出せない人の代わりに別の案件を引き受けたから」「クオリティが低くなるのは、スケジュール管理をきちんとしてくれていないから」「集中できないのは、雑用をこなさないといけないから」「スキルアップできないのは、良い案件がこないから」

なんて考えては、環境や周りの人のせいにすることが少なからずありました。

Kindleで購入した『仏教の「無価値」論』という本を読んで、イライラすることが減りました。

 

この本を引用と私の言葉で簡単にご紹介すると、「皆さんの思う宝物や価値のあるもの(家族、家、仕事、財産、サイン入りの野球ボール、外国旅行に行ったときの記念の搭乗券……)は無価値である。物質的なものは、必ずなくなる。大事にすればするほど、執着すればするほど、守ろうとしたり手放さないようにしたりするために悩み苦しんでしまう。いつか必ず失ってしまうのに、執着して苦しむのならそんな思考は捨てなさいとお釈迦さまは言っている」というような話です。

「思考はたんなるゴミの山」など、強烈な言葉が沢山でてきたのですが、これを読んで高校の時の先生の話を思い出しました。

 

ある先生が担任をしていたクラスの卒業式が終わり、最後に皆に「思い出はゴミです」といった話をしました。それを聞いたクラスの生徒達からは、大ブーイングが起きました。しかし後日、卒業した生徒の何人かが訪ねてきて、クラス皆の寄せ書き付きのアルバムを貰いました。そこには「先生は思い出はゴミだと言いましたが、私たちにとって先生のクラスだったことは宝物です」と書かれてありました。「思い出はゴミだ」と今までずっと思っていたのに、先生は何年経ってもそのアルバムを大切に保管している、という話です。

 

本にも書かれてありますが、一般的に大切なものは自分のよりどころでもあります。大切なものをいきなり捨てなさいと言われて、受け入れられないのも当然ですよね。

私も正直悟れそうになかったのですが、共感できる点もあったので、全部を取り入れるのではなく、部分的に取り入れてみました。

イライラしてしまった時に一時的に無価値モードになってみたのです。

無価値モードってどんなモードかは具体的に説明できないのですが、一時的に悟ってみる。そうすると、イライラしている自分を含めた状況を少し遠くから俯瞰で見ているような、客観的な視点になれるので、冷静にことを納めることができるようになりました。つまり、心に余裕ができてきたのです。

 

仕事で悩んでいる方は、お金のかからない簡単な方法なので、試してみてはいかがでしょうか。