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IT系女子ログ

3年目 Webデザイナーが、最近気になるアレコレ

デザインとアートの違いを考える

今、プロフェッショナルな省エネ脳を習得するために、Webデザインを2200時間勉強しようというプロジェクトを続けています。

Webデザインを2200時間勉強して省エネ脳習得を目指すプロジェクト、中間報告①(4/28〜5/4) - IT系女子ログ

一度記事にしたことがあるのですが、プロジェクト名が長いので省略したいと思います。その名も『Wd2200 Project』。読み方は『Webデザイン にせんにひゃく プロジェクト』です。表記がすっきりしただけですね。

Wd2200 Projectを続けている為、よくデザインのことについて考えています。デザイン関連の書籍を読んだり、色んなセミナーに参加したりする中で、頭の中がずっと、もやもやしているのです。

"デザインとアートって何が違うの?"

この問いに対する答えが、少しだけ出せたので、今の考えをまとめておこうと思います。

 

 

まずは、アートについて。私が考えるアートの最大の特徴は、自由度の高さ。どんなものでも成立してしまう、制限の無さがアートの魅力だと思います。

「アートとは美しいもの」としても、"美しい"の概念は人により大きく違いがあります。また、特に現代アートを観て感じるのは、単に美しいだけでなく「表現すること自体がアート」として成立しているということ。平面、立体はもちろん、時間が経つと状態が変わってしまうものであったり、生身の人間がデモ行進すること自体を作品として発表している作家もいるほどです。キャンバスに収まらず、その"現場"が作品にもなり得ます。

そもそもアートとは何を表現しているのか?それは、作家自身の感情だと思います。誰かに強制されて制作するのではなく、自発的に生まれたもの。すなわち、アートとは、クライアントが自分自身と言えます。

対して、デザインは、基本的にクライアントから依頼を受けて制作し始めます。クライアントが発信出来る情報を、伝えたいユーザーに対して、いかに伝わりやすく整えるか。自分自身ではない、他人に向けて制作しますよね。自分の感情とは切り離して制作する。つまり、アートに対してデザインは、クライアントが他人と言えます。

しかし、この考え方でアートとデザインは分類できません。クライアントから依頼があり制作したアートもあれば、自分自身がクライアントのデザインもあるからです。

また、デザインの技術を取り入れたアートや、アートを取り入れたデザインもありますし、今やアートとデザインの境界線が曖昧になってきています。もしかすると、デザインのなかにアートが含まれているのか?アートのなかにデザインが含まれているのか?デザインとアートが重なる部分があるのか?
いや、そもそもデザインとアートは同じなのか?違いを考えるものではないのか?デザインとアートは一体何なのか?

…と、このように常に疑問で始まり疑問で終わってしまうのですが、そこである人がおっしゃっていた言葉に救われました。

「デザインもアートも時代とともに、捉えられ方や世間での役割が変化してきたし、今後も変化していくもの。もし、"デザインとアートの違い"の解が出たとしても、何年後かにはまた解が変わっていく。それに、必ずしも解があるとは限らない。大事なのは、"デザインとは何か?アートとは何か?"と常に考え続けていくこと。また、その都度自分なりの考えを説明出来ること。」

解がないかもしれないなら、分からなくてもいいし、正しくなくてもいいんだ!とスッと腑に落ちました。

その方がおっしゃっていたことで、もう一つ心に残った言葉があります。

「常識を疑ってかかりなさい」

常識とは当たり前のものとして、すんなり受け入れていますが、常識が必ずしも正しいとは限らない。考えずに受け入れている常識を考え直す。それくらい、色んな物事について考えなさい、ということです。

 

皆様は、アートとデザインの違いはなんだと思いますか?