IT系女子ログ

4年目Webデザイナーが気になる、デザインやコーディング中心の話。

ITニュースを10年分、厳選して振り返ってみるシリーズ [2009年、2010年編]

ITmedia ニュースの読者感謝祭で、2004年から2014年までの11年分のアクセスランキング、1100記事を発表している中から厳選してご紹介しています。

2004年から2008年までは毎回1年分ずつご紹介しているのですが、今回は2009年と2010年の2年分の中から気になった記事をピックアップしたいと思います。

美少女ロボ「未夢」

2009年の7位、2010年の2位にランキングインしていた記事が関連していました。

未夢(ミーム)は、平成21年3月に独立行政法人 産業技術総合研究所茨城県つくば市)で誕生したヒューマノイド。正式名称は『サイバネティックヒューマンHRP-4C』です。
名前の由来は、ロボットの活躍する“未”来を“夢”見て研究開発した想いを込めた名前だそうです。

歌唱とダンスなど、人間さながらの動きが出来るとのことで、色んなパフォーマンスをしています。歌唱は人間の声を元に、なめらかな合成音声を生成するヤマハVOCALOID技術や歌手の実際の歌声をベースに、ネット経由で歌い方を自然に自動調整(調教)できる「Netぼかりす」技術を使っているとのことで、専門知識が必要でしょうが、ダンスに関しては専門知識がなくても振り付け可能だといいます。

ダンスは制御ソフトを使用していまして、産総研知能システム研究部が開発した「Choreonoid(コレオノイド)」というものとのこと。プログラミングやロボットの専門知識がなくても、CGキャラクターの動きを作成する要領で振り付けできるソフトなんだそうです。

しかし、現在はニュースで未夢の姿を見ることはありません。
実は、ロボット研究のエンターテインメント性より、実用性が重視される傾向にあり、未夢のような人間らしい動きをするだけのヒューマノイドより、災害現場で活躍できるロボットの研究に重きを置かれるようです。
美少女ロボ「未夢」、震災で「役立たず」と批判され開発中断 今どこで何を (1/3) - ITmedia ニュース

とはいえ、ヒューマノイドの研究は進められているようで、未夢以外にもいろんなヒューマノイドがあったのでいくつかご紹介します。

はやぶさ

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by JAXA

小惑星探査機『はやぶさ』が7年ぶりに地球に帰還し、世界初の偉業を成し遂げたとして、6位、45、46位、74位と4つランクインしています。

はやぶさ小惑星から物質のサンプルを持ち帰り、惑星がどのような成分で出来ているか、そこから太陽系の起源などを解明する手がかりを得るために作られました。
はやぶさのミッションは複数あり、燃費が良いイオンエンジンでの長距離航行、搭載コンピューターによる小惑星離着陸、小惑星の砂粒回収などなど、数々の世界初の偉業を成し遂げています。

「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」としてギネス世界記録に認定されています。

以前、はやぶさプロジェクトのマネージャーだった川口教授の本を読んだことがあるのですが、大変興味深く、とても詳しく書いてくださっていて、はやぶさファンになりました。 

はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話

はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話

  • 作者: 川口淳一郎
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/12/10
  • メディア: 単行本
 

こちらの本でもご紹介されていた、はやぶさが撮影した最後の写真がとても印象深いです。

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by JAXA 宇宙科学研究所電気推進工学研究室

画面に白い筋が入り、下3分の1程は写し切れていませんが、うっすら地球の姿が確認できます。一度は通信が途切れ、満身創痍で地球に帰還したはやぶさの最後の力を振り絞っての撮影だと思うと、感動します。


JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)

現在、はやぶさ2は試験運用を成功させ、小惑星1999 JU3に向けた軌道に順調に移行しているようです。

「はやぶさ2」本格飛行 機器機能確認、軌道変更へ加速 :日本経済新聞

2018年に小惑星に到達する予定です。わくわくしますね〜。

参考サイト

ロボット



はやぶさ

はやぶさ2特設サイト | ファン!ファン!JAXA!

Kawaguchi Laboratory

はやぶさ君の冒険日誌

  2004年〜2008年編はこちら